東京海上フィルハーモニック第28回定期、無事終演しました!

一月は、まず15日にワグネルのホルン演奏会にて、私が以前に編曲したR.シュトラウス「英雄の生涯」(ホルン16重奏、20分の短縮版)の合奏指揮を致しました。
OB,OGの方々のご尽力により開催できた久々の演奏会、現役生も大きな刺激を受けたことでしょう。
合奏も素晴らしい仕上がりとなりました。
 
そして、28日にはミューザ川崎にて、東京海上フィルハーモニックの演奏会指揮を。
二度の公演中止を経て、東京海上フィルハーモニックの三年振りの公演。前任の方から引き継いで、私としては第一回となる演奏会、ミューザ川崎の指揮台にようやく立つことができました。
公演実現に向けて準備に当たられたスタッフ、関係者の皆様、そして奏者の皆様に感謝申し上げます。
また、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
 
小さな事故はあっても大事に至らず、音楽的にも内容の濃い演奏であったと感じています。
謝肉祭では無暗に速いテンポを取らず、情景の変化や場面を丁寧に聴かせることを心がけました。勿論最後は興奮状態に持っていくのですが。
アルルでは、劇付随音楽として登場人物の誰の心情、情景を意識した音楽なのか、楽句の持つキャラクターを感じ取れるように。
ブラームスではバスや内声がどのような役割を持っているかをメンバーと共有しながら作ってきました。どこまで達成できたかといえば、決して完璧ではありませんでしたが、次回以降、演奏作品により深く楽員の皆様と共に向き合っていける素地を築けたかなと思っています。
何より、メンバーの皆様が口々に楽しかった!と仰っていましたので、ご来場の皆様にも楽しんでいただけたのではないかと。
コンマスを含む何人かのメンバーとは数回飲食を共にすることがありましたが、このご時世で多人数での会や合宿もなかったため、打ち上げではメンバーの皆様とようやく沢山お話を伺うことができ、よかった。そして演奏会の手応えを実感いたしました。
 
東京海上フィルハーモニックの次回の定期演奏会は来年1月27日、みなとみらいにて。
また近くなりましたらご案内いたします。お楽しみに♪
 
 
今は他団体の合奏指導、下振り、分奏指導などお仕事をいただいております。
4月にも指揮本番がありますが、今は5月6日のベートーヴェンプログラム公演指揮に向けて準備中です。
 

お仕事依頼、お気軽にどうぞ。

阪本 正彦 オフィシャルサイト

指揮者 阪本正彦のオフィシャルサイトです。 指揮活動情報その他をお知らせいたします。 演奏会指揮だけでなく、下振りとしての合奏指導、分奏指導等にも日本全国どこへでも伺います。 ご用命はお気軽にメッセージ(hornist@mac.com)にて。

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